slackを学校で使ってみて
今年の4月から、勤務校の理科の先生間の連絡手段としてslackを使用しています。
まだ使い方に慣れていないですが、メールよりも断然連絡を取りやすいです。
ちょっとした議論もできるし、全員に連絡することも、小さなグループを作ってそこに属する先生方だけに連絡することもできます。
学校はまだまだICTが普及しておらず、一般的な会社で使用されているような、常識的なものもまだ使われていないことが多いです。
メールもここ数年で勤務校では使われるようになりましたが、学校の全員の先生に送ることはできず、一度管理職の先生に送り、それをまとめていただいて管理職の先生から全体に送ることになっています。
学年が違うとあまりコミュニケーションをとる機会が無いので、オンラインだけでも自由にコミュニケーションできればいいんですけどね。
できれば学校全体としてslackを使ってほしいですが…まだ難しいだろうなぁ。
発達に偏りがある生徒に対する援助
「ケーキの切れない非行少年たち」という本を読みました。
発達障害などの特性によって学校の勉強や友達との関係がうまくいかず、
犯罪に手を染めてしまう少年少女の現状を書いた本でした。
発達に偏りがある場合、例えば算数ができないからとドリルを繰り返し解かせても意味がなく、それをするために必要な力である聞く・見る・想像するなどの力をまず伸ばす必要があるという内容。
現在勤務している学校にも発達に偏りがあると思われる子たちがいて、黒板に書いてあることをそのまま写したり、言われていることをそのまま理解することが難しい場合があります。
これらの能力が欠けていると、学習は本当に難しくなるなぁという実感は、私もあります。
でも、それを解決するために何をすれば良いのか、全然見当がつかなかったんですよね。
この本ではコグトレというものを提案していました。
どんなものなのかまだ具体的なイメージは湧いていないですが、一度それに関する本を読んでみようかと思います。